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【ホームページのSEO対策】Webデザイナーが自分でできる内部SEO対策12選

2025.7.16
SEO
【ホームページのSEO対策】Webデザイナーが自分でできる内部SEO対策12選

サイト制作でSEO対策ってどこまでやれば良いの?

クライアントのサイトをもっと検索上位に表示させたい!

って思っているWebデザイナーさんも多いのでは?

実は、ホームページ制作の段階でできる内部SEO対策がたくさんあるんです。

これからお伝えする対策は、コーディングスキルがあれば自分でできるものばかり!

サイトの構造から細かい設定まで、実践的なテクニックをご紹介します。

私自身、多くのクライアントサイトのSEO対策を手がけてきましたが、これから紹介する内部SEO対策を実践するだけで、
驚くほど検索順位が改善したケースをたくさん見てきました。

それでは早速、Webデザイナーが自分でできる内部SEO対策12選をご紹介していきますね!

Webデザイナーが自分でできるホームページの内部SEO対策12選

1.HTML構造を最適化しよう

検索エンジンは、きちんと構造化されたHTMLを高く評価します。

適切なHTMLマークアップは、クローラーがコンテンツを理解しやすくするだけでなく、ユーザビリティも向上させます。

特にh1〜h3タグの適切な階層構造は超重要!

見出しタグをデザイン目的だけで使うのではなく、きちんと文書構造に合わせて使いましょう。

h1タグはページで1つだけにして、その下にh2、h3と論理的に構造化すると、Googleがページの内容を正確に理解してくれます。

例えば、コーポレートサイトの「サービス紹介」ページなら

html
<h1>当社のサービス一覧</h1>
<h2>Webサイト制作</h2>
<h3>コーポレートサイト</h3>
<h3>ECサイト</h3>
<h2>SEO対策サービス</h2>
<h3>内部SEO対策</h3>
<h3>コンテンツマーケティング</h3>

このように論理的に構造化することで、検索エンジンはコンテンツの関係性を正確に把握できます。

HTMLの構造最適化は、SEO対策の基本中の基本です!

2.メタタグを丁寧に設定する

メタタグは検索結果に表示される情報を伝える重要な要素なんです。

特に重要なのがtitleタグとmeta description。

titleタグには、そのページの主要キーワードを含めつつ、魅力的で興味を引くタイトルを30文字程度で設定しましょう。

検索結果でクリックされるかどうかに大きく影響します!

html
<title>大阪のホームページ制作会社|デザインと集客にこだわるWebクリエイト</title>

meta descriptionは120文字前後で、ページの内容を簡潔に説明し、行動を促す文言を入れるのがおすすめ。

html
<meta name="description" content="大阪市を拠点に、集客できるホームページ制作を提供。SEO対策とデザイン性を両立したWebサイトで、お客様のビジネス拡大をサポートします。無料相談実施中!">

クライアントごとに、事業内容や強みを反映したメタタグ設定をすることで、クリック率アップと検索順位向上の両方に効果があります。

テンプレート的な設定ではなく、各ページの内容に合わせたカスタマイズが大切です!

3.高速表示のための最適化

ページの表示速度は、今やSEOの重要な要素。

表示が遅いサイトは、ユーザーが離脱しやすいだけでなく、Googleの評価も下がります。

まず取り組むべきは画像の最適化。

大きな画像ファイルはサイトを重くする主な原因です。

私が手がけたサイトで、画像を適切にサイズダウンして圧縮したことでページ読み込み時間が大幅に短縮されました!

↓画像の最適化ポイント

  1. 適切なサイズで保存(表示サイズに合わせる)
  2. 圧縮ツールを使用(TinyPNG、ImageOptimなど)
  3. WebP形式の採用検討
  4. img要素にwidth/height属性を指定

さらに、CSSやJavaScriptの最適化も必ずやっておきたいタスクの1つです。

不要なコードを削除し、ファイルを圧縮して配信することで、読み込み時間を短縮できます。

html
<!-- CSSの非同期読み込み -->
<link rel="preload" href="style.css" as="style" onload="this.onload=null;this.rel='stylesheet'">

モバイルでのパフォーマンスも重視しましょう。

Googleはモバイルファーストインデックスを採用しているので、スマホでの表示速度が特に重要です。

GoogleのPageSpeed Insightsでスコアをチェックして、改善点を見つけましょう!

4. スマートなURL設計

URLの構造は、SEOとユーザビリティの両方に影響します。

検索エンジンは、URLからもページの内容を推測します。

↓わかりやすいURL設計のポイント

  1. 日本語や特殊文字を避け、英数字で構成
  2. キーワードを含める
  3. フォルダ構造で階層を表現
  4. 短くシンプルに保つ

例えば、「Webデザインサービス」のページなら:

https://example.com/services/web-design/

このように論理的で読みやすいURLにすることで、ユーザーと検索エンジンの両方にページの内容が伝わりやすくなります。

また、URL変更時には必ず301リダイレクトを設定して、古いURLから新しいURLへ適切に誘導しましょう。

これを怠ると、せっかく積み上げた評価が無駄になってしまいます。

5. 内部リンク戦略を練る

内部リンクは、サイト内のページ同士をつなぐだけでなく、ページの重要度や関連性を検索エンジンに伝える役割があります。

効果的な内部リンク戦略のポイント

  1. 関連コンテンツ同士を自然につなぐ
  2. アンカーテキストにキーワードを含める
  3. 重要なページには多くのリンクを集める
  4. サイト構造を意識する

例えば、「SEO対策サービス」のページでは

html
当社では<a href="/services/web-design/">Webデザイン</a>と組み合わせた<a href="/services/seo/">SEO対策</a>で成果を上げています。

このように、関連するキーワードをアンカーテキストに使うことで、そのページの主題を検索エンジンに伝えることができます。

ただし、不自然に同じアンカーテキストを繰り返し使うのは避けましょう。

自然な文脈で、時には表現を変えながらリンクするのがベストです。

パンくずリストの実装も、内部リンク戦略の一環としておすすめです。

ユーザーにとっても現在位置がわかりやすくなり、検索エンジンにもサイト構造を伝えられます。

6. 構造化データ(Schema.org)の実装

構造化データは、検索エンジンにページの内容をより詳細に伝えるための仕組みです。

これを実装することで、リッチスニペットとして検索結果に表示される可能性が高まります。

よく使われる構造化データの例↓

  1. Organization(会社情報)
  2. LocalBusiness(店舗情報)
  3. Product(商品情報)
  4. FAQ(よくある質問)
  5. Recipe(レシピ)

例えば、会社情報の構造化データはこんな感じです↓

html
<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Organization",
  "name": "株式会社Webクリエイト",
  "url": "https://example.com",
  "logo": "https://example.com/images/logo.png",
  "contactPoint": {
    "@type": "ContactPoint",
    "telephone": "06-1234-5678",
    "contactType": "customer service"
  }
}
</script>

構造化データを実装すると、検索結果での見た目が改善され、クリック率アップにつながります。

7. 画像のSEO最適化

画像ファイルは、適切に設定することでSEO効果を高められます。

Googleの画像検索からの流入も結構あるので、しっかり対策しましょう。

↓画像SEOのポイント

  1. alt属性にキーワードを含めた説明文を設定
  2. ファイル名を意味のあるものにする
  3. 画像サイズを最適化
  4. 画像のフォーマットを適切に選ぶ

例えば

html
<img src="osaka-homepage-design-service.jpg" alt="大阪で人気のホームページデザインサービス" width="800" height="500">

このように、ファイル名とalt属性の両方にキーワードを含めることで、検索エンジンに画像の内容を伝えられます。

また、ユーザビリティの観点からも、alt属性は視覚障害のあるユーザーがスクリーンリーダーで内容を理解するために重要です。

SEOだけでなく、アクセシビリティ向上にもつながる大切な要素です!

altを設定する時は単語ではなく 文章で作成してあげましょう。

8. XMLサイトマップの作成と送信

XMLサイトマップは、サイト内のページ一覧を検索エンジンに提供する機能です。

特に新しいサイトや大規模なサイトでは、クローラーにページを発見してもらうために重要です。

↓サイトマップに含めるべき情報

  1. URLの場所
  2. 最終更新日
  3. 更新頻度
  4. ページの優先度

基本的なXMLサイトマップの例

xml
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
  <url>
    <loc>https://example.com/</loc>
    <lastmod>2025-05-01</lastmod>
    <changefreq>weekly</changefreq>
    <priority>1.0</priority>
  </url>
  <url>
    <loc>https://example.com/services/</loc>
    <lastmod>2025-04-25</lastmod>
    <changefreq>monthly</changefreq>
    <priority>0.8</priority>
  </url>
</urlset>

WordPressを使っている場合は、Yoast SEOなどのプラグインで自動生成できます。

静的サイトでも、サイトマップジェネレーターツールを使えば簡単に作成可能です。

作成したサイトマップは、Google Search Consoleに登録しましょう。

これにより、新しいページや更新したページを素早くGoogleに認識してもらえます。

クライアントサイトのリニューアル時には特に重要で、旧ページから新ページへの移行をスムーズにするためにも活用しましょう!

9. モバイルフレンドリー対応

現在、Googleはモバイルファーストインデックスを採用しています。

モバイルファーストは、モバイル版のサイトを優先的に評価するということ。

モバイル対応は今やSEOの必須条件です!

↓モバイルフレンドリーのポイント

  1. レスポンシブデザインの採用
  2. タップ可能な要素は十分な大きさに
  3. フォントサイズは読みやすく
  4. ビューポート設定の適切な指定

まず、ビューポート設定を忘れずに

html
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">

CSSメディアクエリを使って、画面サイズに応じたレイアウト調整も必須です

css
@media (max-width: 768px) {
  .container {
    width: 100%;
    padding: 0 15px;
  }
  .nav-menu {
    font-size: 16px;
  }
}

モバイル表示では、タップしやすいようにボタンやリンクは最低44px×44pxのサイズを確保しましょう。

指でタップするには、小さすぎるボタンだとストレスになってしまいます。

10. コンテンツの内部最適化

質の高いコンテンツは、SEOの要です。

クライアントのサイトでは、ターゲットキーワードを意識しつつ、ユーザーにとって価値のある情報を提供することが大切です。

ここで重要なのは「ユーザーファースト」という意識になりますので、ユーザーが使いやすく分かりやすいという点に重きを置いて設定していきましょう。

↓コンテンツ最適化のポイント

  1. 主要キーワードをタイトルや見出しに含める
  2. 関連キーワードを本文中に自然に盛り込む
  3. 読みやすい文章構成(段落、箇条書きなど)
  4. 専門用語の説明や具体例の提示

例えば、「ホームページ制作」がメインキーワードなら

  1. h1タグにキーワードを含める
  2. 導入部分で「ホームページ制作」について触れる
  3. 関連キーワード(「Webデザイン」「レスポンシブ」など)も自然に使う
  4. 実績や事例を具体的に紹介する

ただし、キーワードの詰め込みすぎには注意!

不自然なキーワード配置は、
むしろペナルティの原因になります。

ユーザーの検索意図を理解して、それに応える内容を心がけましょう。

私の経験では、コンテンツの質を上げることで、他の技術的なSEO対策よりも大きな効果が得られることが多いです。

クライアントの強みを活かした独自性のあるコンテンツ作りをサポートしましょう!

11. ページ内のキーワード配置と密度

効果的なSEOのためには、キーワードの配置場所と適切な密度が重要です。キーワードを意識しつつも、自然な文章を心がけましょう。

↓キーワード配置のベストプラクティス

  1. ページタイトル(h1)に主要キーワードを含める
  2. 冒頭の100単語以内に主要キーワードを使う
  3. 見出し(h2, h3)に主要・関連キーワードを含める
  4. 本文中に適度な頻度でキーワードを使用
  5. 画像のalt属性にもキーワードを含める

機械的にキーワードを散りばめるのではなく、文脈に自然に溶け込むよう心がけましょう。

最近のGoogleアルゴリズムは、コンテンツの質や関連性を重視するため、不自然なキーワード使用はかえって逆効果です。

ユーザーファーストの姿勢が結局はSEOにも良い影響をもたらすので、あくまでも自然に入るところにキーワードを使っていきましょう!

12. ページ表示速度の改善

最後に紹介するのは、再度ページ速度の話。

それだけ重要な要素だからです!

特にモバイルでの表示速度は、直接的にSEO評価に影響します。

先ほどの表示速度UP対策に加えて、こちらもできたら追加していきましょう。

↓ページ速度改善の具体的対策

  1. HTTPリクエスト数の削減
  2. ブラウザキャッシュの活用
  3. 画像の遅延読み込み(Lazy Load)
  4. コードの圧縮(ミニファイ)
  5. CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)の利用

ページ速度の改善は地道な作業ですが、効果は抜群!

特にスマホユーザーは表示速度に敏感なので、モバイル表示の高速化は最優先で取り組みたい課題です!

まとめ:ホームページ制作時に内部SEO対策をやってみよう

いかがでしたか?

Webデザイナーが自分でできる内部SEO対策12選をご紹介しました。

これらはホームページ制作時に、自分で実装可能なものばかりです。

ポイントをおさらいすると

  1. HTML構造を最適化する
  2. メタタグを丁寧に設定する
  3. ページ表示速度を改善する
  4. スマートなURLを設計する
  5. 効果的な内部リンク戦略を練る
  6. 構造化データを実装する
  7. 画像のSEO最適化を行う
  8. XMLサイトマップを作成・送信する
  9. モバイルフレンドリー対応を徹底する
  10. コンテンツの質と関連性を高める
  11. キーワードを適切に配置する
  12. ページ速度の改善に注力する

これらの対策は、一度に全部取り組む必要はありません。

クライアントのサイトの状況に応じて、優先順位をつけて段階的に実施していくのがおすすめです。

私の経験から言うと、
まずは基本的なHTML構造の最適化、メタタグの設定、画像の最適化から始めるのが効果的。

その後、構造化データやページ速度の改善などに取り組むと良いでしょう。

最後に忘れてはならないのは、SEOの基本はユーザーファースト「ユーザーにとって価値のあるサイト作り」だということ。

技術的な対策も大切ですが、最終的にはユーザーの課題を解決できるコンテンツと使いやすいサイト設計が、長期的なSEO効果につながります。

ぜひこれらの対策を実践して、クライアントのビジネスを成功に導くサイト制作を目指してくださいね!

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